韓国の人気男性デュオ・東方神起が、来春に初の５大ドームツアーを行うことが２０日、分かった。

　海外のアーティストとしては７年ぶり４組目の快挙。昨年のツアーでは東京ドーム、京セラドーム大阪で公演を行ったが、さらにスケールアップした。目標としていたツアーの実現にメンバーのユンホ（２６）、チャンミン（２４）とも喜びを爆発させている。また、１月１６日にニューシングル「Ｃａｔｃｈ　Ｍｅ（仮）」が発売されることが決まった。

　２００５年の日本デビュー以来、着実に実績を重ねてきた東方神起が、ついに５大ドームツアーを行う。東京、大阪、名古屋、福岡、札幌を“制覇”したのは海外アーティスト４組目。２人は、ボン・ジョヴィ（０３年）、イーグルス（０４年）、ビリー・ジョエル（０６年）というビッグネームに続き、日本人を除くアジア出身としては初の快挙を達成する。

　日本で人気を不動のものとした証しだ。大きな夢が現実することについて、ユンホは「ずっと目標にしていて、そのステージに立てることが決まって、本当にうれしいです」と大喜び。今年４月１５日の東京ドーム公演では、ファンの熱狂に感激の涙を見せる一幕もあった。ステージを愛する男は「かっこいいパフォーマンスはもちろん、いい曲をみなさんにお届けできるように準備していきたいと思っています」と意気込んでいる。

　一方のチャンミンは「デビューしてからずっと夢だった５大ドームツアーが決定してとてもうれしいですし、今も夢みたいです」と大興奮。まだ実感がわいていないようだった。

　５大ドームツアーは、１３年４月２７日にさいたまスーパーアリーナから始まる全国ツアーの一環として開催される。過去最高の５５万人を動員した、今年のツアーを超える規模となることは確実だ。

　１３年も全力疾走する東方神起。年明け早々の１月１６日には「Ｃａｔｃｈ　Ｍｅ（仮）」が発売される。韓国で今年９月に発売された楽曲の日本語バージョンで、恋人との別れに乱れる心を歌っている。ダンサーたちと巨大な腕を作る「ハルクダンス」も話題で、ドームツアーが待ち遠しいファンを飽きさせることはなさそうだ。