タッキー＆翼の滝沢秀明（３０）がＮＨＫの現代劇ドラマ初主演することが２１日、分かった。来年４月から放送のＢＳプレミアムドラマ「真夜中のパン屋さん」（全８回。日曜、後１０・００）で、真夜中にパン屋を営業する主人公を演じる。連ドラ主演は、０９年のＴＢＳ系「オストロスの犬」以来、約４年ぶりとなる。

　タッキーにとって、ＮＨＫでの現代劇は意外にも初。時代劇では、０５年に主演した大河ドラマ「義経」で源義経役を熱演するなどの実績を持つが、初の現代ドラマ作に「新たな滝沢秀明をお見せできればと、僕自身も今から楽しみです」と胸を躍らせた。

　作品は、５０万部ヒットの同名小説シリーズのドラマ化。真夜中だけ開く不思議なパン屋を舞台に、笑顔のオーナー、腕は立つが口は悪いパン職人、居候の女子高生と個性あふれる３人に起こる事件やお客さんとのふれ合いを描く。

　滝沢は「久々の連続ドラマになりますが、一人でも多くの方に見ていただけるように頑張りたい。皆さんの気持ちをほっこりさせるドラマになりそう」と１２月末の撮影が待ちきれない様子。ＮＨＫで新たな魅力を初披露する。