山本太郎氏叫んだ 脱・石原ファミリー
無所属で立候補した山本太郎氏(38)は、東京杉並区の高円寺駅北口で第一声を上げた。
1996年から5回連続当選している自民党前職で前幹事長の石原伸晃氏(55)に挑戦。脱原発デモに初めて参加した場所という高円寺を第一声の場所に選んだ山本氏は、伸晃氏とその父で日本維新の会の石原慎太郎代表打倒を宣言。「石原ファミリーの派閥を許したらダメ。そら、石原軍団がバスで(応援に)来たら、僕も見ますよ。でも今回は別。この2人は引きずり降ろさないといけない!!」と“脱石原”を叫び、詰めかけた約150人の聴衆から歓声が上がった。
山本氏は正午過ぎからお隣の阿佐ヶ谷駅で3時間半にわたり熱弁を振るい、再び高円寺北口で初日を締めくくった。応援には、反原発活動家で作家の広瀬隆氏(69)や日本のレゲエミュージシャンのランキン・タクシー(59)らが駆けつけた。
また、社民党は山本氏の支持を決定した。