橋下市長 朝日&毎日にキレた
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長(43)が18日、大阪市内での会見で怒った。
橋下氏は16日、自民党の安倍晋三総裁を首相指名すると発言したが、維新の石原慎太郎代表がこれを批判。翌17日には石原氏への一本化が発表されたが、それを“撤回”と報じた毎日新聞と、石原氏との意見の相違を“問題”と報じた朝日新聞に対し「議論の途中経緯の取材をさせない」とキレた。
2日ぶりに報道陣の前に現れた橋下氏は「会見の時(首相指名は)協議していないと言ったのに。“撤回”っていうなら毎日には途中経緯は話しません。撤回の言葉の使い方も分かっていない」と怒り心頭。一本化については「初めから安倍総裁にすると不信任案の提出権を放棄する意味にもなるから」と説明した。
さらに「そういや朝日も書いてた。どうなんです?」と自らネタふり。「ちゃんと報じるところだけ途中経過を電話でコソコソ言います」と、冗談のような本気モードで話した。
また、市政と国政に分けて行っていた記者会見を一本化する方針を打ち出していたが、従来通り行うことも表明。「国会議員が54名誕生した。以前より厳格に分けないといけない」と述べた。