ＡＫＢ４８の２０歳以上のメンバー２８人による競馬のＧ１レース予想「ＡＫＢのガチ馬２　リベンジ」が２３日、最終戦となる有馬記念を迎え、倉持明日香（２３）が馬連を的中させ、大逆転で優勝した。倉持は５戦目にして初的中となり、４戦までトップを独走していた秋元才加（２４）を一気のまくり。爆発的な“末脚”で、前シリーズを制した河西智美（２１）に続く、２代目“ガチ馬クイーン”の座に就いた。

　元プロ野球選手を父に持つ２３歳が、逆転サヨナラホームランをかっ飛ばした。倉持は「ガチ馬２」最終戦となる有馬記念で、(6)オーシャンブルー(13)ゴールドシップの馬連を予想して、ズバリ的中。持ち点１０００ポイント中の３００ポイントを賭けており、１万１１９０ポイントをゲットし、優勝を果たした。

　河西が制した前シリーズに続いての開催となった「ガチ馬２」。秋元が第１、２戦で予想を当てて、首位を独走。今回の有馬でも単勝(13)を的中させ、２７０ポイントを上乗せ。５戦３勝の好成績で、８１３０ポイントまで積み上げた。

　一方の倉持は、第４戦まで０ポイントだったが、最終戦で一気の１万ポイント越え。中山競馬場でゴールドシップが見せた、最後方からの豪快な差し切りと同様に、倉持も驚異的な末脚を爆発させて、秋元を大逆転した。

　倉持は、交流サイト・グーグル＋で「なんと！ガチ馬２で優勝いたしました～っ！！！前回も今回も一回も当たったことがなかったので、とりあえず、逆転優勝を最優先にポイント賭けしました（笑）。そしたら、まさかまさか…です！」と歓喜のＶ報告。前回覇者の河西は、ＪＲＡのＣＭ出演に加え、ソロ歌手デビュー＆ソロ写真集発売も勝ち取った。今回の優勝特典は未発表だが、豪華なご褒美が与えられそうだ。

　倉持は今年ＡＫＢが発売したシングル５曲のうち、選抜入りを果たしたのはわずか１曲。２３日のブログでは、急性へんとう腺炎でダウンしていたことも明かした。所属事務所によると、１８日から仕事を休んでいたといい、２４日から復帰予定というが、暗い話題を吹き飛ばすように、年の瀬に“ガチ馬ドリーム”をつかみ取り、優勝馬さながらに金色の輝きを放った。