里見黄門様、NHKで一夜限りの“復活”
歌手で俳優の里見浩太朗(76)が演じる国民的ヒーロー・水戸黄門が、来年1月12日放送のNHK総合「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」(後7・30)で一夜限りの復活をすることが28日、分かった。
水戸黄門は昨年まで42年間、TBS系の時代劇シリーズとして放送され、里見は、最後の黄門役を務めていた。昨年12月の特番以来、約1年ぶりの黄門さまの熱演となる。
ゲストによる歌と、座長のコロッケとゲストらによる芝居「ごきげんコロコロ劇場」がメーンのバラエティー番組。ゲスト出演する里見へNHKが「水戸黄門を演じてほしい」とアプローチ。一方の里見も出演に際し「水戸黄門を演じたい」と思っていたことから、すんなりと実現した。
収録は3日に大分県日田市で行われた。里見は「水戸黄門」で使用した衣装やかつら、印籠(いんろう)をそのまま持ち込むなど、徹底的にこだわった。脇を固める助さん&格さん役は、同番組のレギュラーのお笑いコンビ「テツandトモ」が務め、悪代官役には吉幾三が登場。おなじみの悪人成敗の物語を演じた。
里見は「久々に水戸黄門を演じることができて、楽しかった」とご満悦だったという。ほかに川中美幸、水町レイコらが出演している。