AKB 12作品が同時トップ100に
アイドルグループAKB48が、新記録樹立で今年のスタートを切った。
7日付オリコン週間アルバムランキングで、「studio recordingsコレクション」全19タイトルのうち11作と、昨年8月に発売した「1830m」の計12作がTOP100入りを果たした。女性グループではキャンディーズ、KARAの5作同時を更新する歴代新記録となった。
昨年のオリコン年間ランキングで、最多の5部門1位に輝いたAKBが、13年最初の発表でも快挙を達成した。週間アルバムランキングのTOP100に女性グループ歴代新記録となる12作がランクインした。
12作のうち11作は、本拠地「AKB48劇場」での公演の曲順を、公演メンバーの歌唱でレコーディングしたスタジオ音源『studio recordingsコレクション』全19作からのランクイン。発売日は元日ながら、流通の都合で昨年12月27日から店頭に並び、今年最初のランキング(12月24日から30日)に入った。
もっとも順位が高かったのは『TeamB 3rd Stage「パジャマドライブ」~studio recordingsコレクション~』の31位、昨年8月に発売したアルバム「1830m」は79位だった。
これまで女性グループのアルバム同時TOP100入りは、キャンディーズ(78年)とKARA(11年)の5作同時が最高だったが、AKBは一挙に7作も記録を更新したことになる。また、ソロを含めた女性アーティストの10作以上同時TOP100入りは、13作の松田聖子(09年)、12作の美空ひばり(89年)のみで、オリコンランキング46年目で史上3組目の快挙となった。
昨年は、長年センターを務めたエース・前田敦子(21)が卒業したが、日本レコード大賞を2年連続で受賞するなど、勢いは止まらなかったAKB。真価が問われる今年も幸先いいスタートとなった。