雨上がり・宮迫、全快ぶりをアピール
昨年12月7日に胃がんの切除手術を受け、同29日から仕事復帰しているお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(42)が8日、横浜市内で、TBS系ドラマ「夜行観覧車」(18日スタート。金曜、後10・00)の制作発表に、主演の鈴木京香(44)らと登場した。
宮迫が手術後、報道陣の前に姿を見せるのは初めて。「キレイさっぱり治って元気なんですけど、(周囲に)すごく優しく扱われてます」と全快ぶりをアピールした。
“過保護”に苦笑い 『雨上がり』ならぬ『病み上がり』の宮迫だが、わずか1カ月前にがん手術を受けたとは思えないほど元気な様子で、トークも絶好調だった。
手術から22日後の先月29日に仕事を再開、翌30日にはドラマ撮影にも合流、大みそかは生番組にハシゴ出演するという、復帰早々の多忙ぶり。「(所属の)吉本に『働かすのが早過ぎる』と抗議もあったそうです。会社は『休め』と言ったんですけど、僕がどうしても働きたかったので、僕のせいです…ということを『強く言ってくれ』と、会社に強く言われました」。“裏事情”を暴露して、芸人らしく会見場を笑いに包んだ。
制作スタッフによると、がん発覚後も宮迫が「降板したらどえらい迷惑をかけると思い、そこを気にして手術しました」と続投を強く望んだこともあり、撮影を3週間遅らせて対応。正月返上など過密スケジュールになる可能性もあったが、主演の鈴木も快諾してくれたという。予定の組み替えもうまくいき、結果的に三が日は撮影休みとなった。
鈴木や共演の石田ゆり子(43)ら美人女優に囲まれての撮影を、宮迫は「そりゃテンション上がるでしょう。こんな楽しい現場ないですよ。バラエティーならハリセンボンとかばかりで、あんなもん、顔面蹴れますよ!!」と満喫。「ロケ現場が寒いので、ものすごい気を遣われて、僕のトコにストーブが6つぐらい並んでます。ヒートテックも4枚着させられています」とスタッフからの“過保護ぶり”を苦笑いで打ち明けて、『病み上がり』の冠不要を印象づけていた。