山田洋次監督（８１）の映画「東京家族」（１９日公開）が、２月７日に開幕する「第６３回ベルリン国際映画祭」で上映されることが１３日、都内で行われたイベントで発表された。

　著名な映画人を称えるベルリナーレ・スペシャル部門で上映。２０１０年に映画「おとうと」で特別功労賞（ベルリーナ・カメラ）を受賞した山田監督は「１８００人くらい入るホールでの上映は栄誉のあることらしい。仕事が入っていて、行けなくて残念です」と話した。別部門では「東京家族」のモチーフとなった小津安二郎監督の「東京物語」デジタルリマスター版も上映される。

　イベントでは妻夫木聡（３２）らが新成人３０人を前にトーク。新成人のおふくろの味が「ギョーザ」と聞いた妻夫木は「僕は雑煮。妻夫木家はするめ、もちなど７種類入ったごった煮みたいなやつ。嫁さんになる人は（味を）受け継いで欲しい」と話した。