アイドルグループ・ＡＫＢ４８の年始恒例“楽曲版総選挙”イベント「ＡＫＢ４８リクエストアワー　セットリストベスト１００」最終日が２７日、東京ドームシティホールで行われ、６月に神奈川・日産スタジアムでライブ「ＡＫＢ４８スーパーフェスティバル」を開催することが発表された。女性アーティストが同所で単独ライブを行うのは初めてで、７万人動員を予定している。また、昨年１０月に消滅したＡＫＢ４８チーム４の「走れ！ペンギン」がベスト１００の１位に輝いた。

　昨年８月、悲願だった東京ドーム公演を成功させた国民的アイドル軍団が、新たなステージ・日産スタジアムで躍動する。アンコールでステージ初披露された新曲「Ｓｏ　ｌｏｎｇ！」の余韻に浸った２０００人のファンは、直後、スクリーンに登場した衝撃の告知映像に大歓声を上げた。

　同所では矢沢永吉（６３）やサザンオールスターズ、ＳＭＡＰ、ＥＸＩＬＥら選ばれたアーティストのみがパフォーマンスを行っており、女性アーティストがライブを行うのは初めて。ＡＫＢだけでなく、全姉妹グループも登場する。１日での７万人動員は、東京ドーム公演の４万８０００人を上回りＡＫＢ史上最多動員となる。詳細は決まっていないが、ＡＫＢ史上最大のライブになることは間違いない。

　また、ベスト１００の上位１～２５位の発表では、絶大な人気を誇るＡＫＢの代表曲「ヘビーローテーション」の３連覇を、消滅したチーム４名義の楽曲「走れ！ペンギン」が阻み、５３６曲の頂点に立った。「ヘビー‐」は４位に終わり、「上からマリコ」が３位に入る健闘を見せた。

　１８位に昨年３月に解散した“お姉さんグループ”ＳＤＮ４８の「孤独なランナー」が入り、メンバー２８人が昨年５月以来の“復活ステージ”を飾った。

　歌唱後、１日に脚本家・金沢達也氏（４１）と入籍した大堀恵（２９）が「入籍させていただきました」とナマ報告。客席の夫に投げキッスするなど、会場は祝福ムードに包まれた。解散からちょうど１年となる３月３１日に、ＡＫＢ４８劇場で一夜限りの特別公演を行うことも発表された。