小西遼生「最終章にふさわしい迫力」
「牙狼〈GARO〉」シリーズの劇場版最新作「牙狼〈GARO〉~蒼哭ノ魔竜~」(原作、脚本、監督・雨宮慶太)のPRで、主演の小西遼生(30)が広島を訪れた。
今作は、小西がテレビシリーズから7年間演じ続けてきた最強の魔戒騎士・冴島鋼牙の物語の最終章。「完成された鋼牙を見てほしい」と自信たっぷりに語った。
毎回、さまざまな魔獣と死闘を繰り広げる派手なアクションシーンが見どころだが、今回の敵役は、松坂慶子(60)が演じる女王ジュダム。少女のように純真でありながら、残忍な女王で「これまでで最も手ごわい敵役」だ。
大女優・松坂との共演に「たたずまいから台詞(せりふ)の言い回しなど、全てが勉強になった」という。中でも、松坂が役者人生初のワイヤアクションに挑戦したシーンでは「松坂さんのエネルギーを受けとめることができ、光栄でした。最終章にふさわしい迫力たっぷりのアクションシーンになっている」とアピールした。
カラフルな映像に、ユニークでかわいいキャラクターが登場するなど、ファンタジー要素を前面に押し出し、これまでのシリーズを知らなくても楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっている。23日全国公開。