山田監督最新作 松&倍賞“W主演”

 女優の松たか子(35)が、山田洋次監督(81)の新作映画「小さいおうち」(14年1月公開予定)に主演することが28日、わかった。「隠し剣 鬼の爪」(04年)以来9年ぶりの山田組復帰となる。

 同作は、10年に直木賞を受賞した、中島京子氏の同名小説の映画化。東京郊外の“小さいおうち”で起こった恋愛事件の真実を、昭和と平成の2つの時代を通して描く。山田監督が「こういう要素がある映画は僕は初めて撮る」と語るように、“初の恋愛物語”として話題を集めていた。

 松が演じるのは昭和の時代に、モダンな赤い屋根の家で暮らした女性・時子。夫(片岡孝太郎)が務める会社の青年との出会いで、穏やかだった心が揺れ動く役どころ。青年役は吉岡秀隆(42)が演じる。時子の家の女中で、2人の恋の行方を見守っていた女性・タキの晩年時代を倍賞千恵子(71)=同(下)=が演じ、平成パートの主演を務める。

 松は山田監督との久々のタッグに「感謝と緊張でいっぱい。しっかりとじっくりと撮影に臨みたい」と意気込み。倍賞は「緊張しながら、でも楽しく撮影が出来たら」と語っている。昭和パートにはほかに黒木華(22)、平成パートには妻夫木聡(32)が出演する。

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