AKB復興応援ソング全世界無料配信

 アイドルグループ・AKB48が東日本大震災の復興応援ソング「掌(てのひら)が語ること」を8日から全世界に無料配信することが28日、わかった。AKBが楽曲を無料で配信するのは初めて。復興応援ソングは、11年4月に配信限定で発表された「誰かのために‐What can I do for someone‐」、23thシングル「風は吹いている」に続き3曲目。また、震災から2年となる3月11日には、国内姉妹グループが各劇場でチャリティーライブを行うことも発表された。

 震災復興支援活動に力を注いできた国民的アイドルが、震災から丸2年を前に、3作目の復興支援ソングを発表した。

 「掌‐」はグループ初の無料配信。楽曲ダウンロードは、AKB特設サイトから行うため、全世界の誰でも手に入れることが可能となる。配信開始は8日午後6時を予定している。

 AKB最初の復興支援ソング「誰かのために‐」は収益金の全額を、2作目の「風は‐」は収益の一部を義援金として寄付してきた。今回の「掌‐」自体に収益は生まれないが、特設サイトに寄付金受付窓口を設置することで、国内外を問わず幅広く寄付を呼びかける狙いがあるという。海外からも手軽に寄付できるよう、クレジットカードでも決済可能となる見込みだ。

 AKBグループは、震災発生直後から支援を行ってきた。11年3月16日には5億円の義援金寄付を発表。同5月22日からは毎月1回、メンバー6~7人が被災地訪問を行っている。これまでの訪問は22回を数え、参加メンバーは延べ138人。被災地ではトラックを改造したステージでのミニライブや、即席で握手会を行うなど、大所帯ならではの活動で、被災者と直接触れ合ってきた。

 震災からちょうど2年となる11日には、東京・秋葉原、名古屋・栄、大阪・難波、福岡・博多の4劇場でチャリティーライブを行うことも決定。今後も被災地訪問を含めた支援は継続する方針。これまでも、これからも、震災からの復興のため活動していく。

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