ミシェル・オバマ米大統領夫人やバイデン副大統領、歌手のビヨンセら米国の著名人の個人情報とされる情報が１２日、インターネット上に流出し、連邦捜査局（ＦＢＩ）が捜査を始めた。ＵＳＡトゥデー紙（電子版）などが報じた。

　流出したのは自宅の住所や支払い履歴などの信用情報、社会保障番号などで、情報の内容は人によって異なる。

　流出情報の中には、クリントン前国務長官、モラーＦＢＩ長官、ホルダー司法長官、シュワルツェネッガー前カリフォルニア州知事ら政官界の大物や、ブリトニー・スピアーズら有名芸能人のものとされる情報も含まれる。

　情報を暴露したウェブサイトは、ロシアで管理されている国別ドメイン名が付いたサイトで、一部の情報は閲覧可能な状態にある。