京本政樹親子、初競演 滝沢秀明舞台で
タッキー&翼の滝沢秀明(31)が8日、東京・新橋演舞場で、主演舞台「滝沢演舞城2013」(5月12日まで)の2日目公演前に会見した。
演出も担当した舞台で源義経役の滝沢は、相棒となる弁慶役に俳優・京本政樹(54)を指名。京本の長男でジャニーズJr.の京本大我(18)も出演しており、京本親子の初共演が実現した。期待通りの配役に、滝沢座長も大満足といった様子だった。
滝沢座長と舞台の総合演出を手掛けるジャニー喜多川社長(81)のオファーで、京本親子の初共演が実現した。
舞台は義経の生涯と敵役・景時との戦いを描いた物語。親子共演シーンは第2幕の開演約30分後にお披露目となった。弁慶役の京本が、景時を裏切る青年・真之介役の大我に命を大切にするよう諭す場面だ。
報道陣に公開した7日の初日開演前のけいこでは、京本が「ジャニーズで尊敬する先輩はおるか?」とアドリブを入れ、大我は「そうきましたか」と苦笑い。続けて京本が「家族はおるか?特に父親を大事にしなされ」。親子ならではのやりとりで笑わせた。
京本家とジャニーズの縁は深い。京本が大阪在住だった13歳のころ、喜多川社長からスカウトされた。入所には至らなかったが舞台やコンサートの招待を受け、4年間ほど東京と大阪を行き来しながら社長と交流を深めた。時を経て、94年に誕生した長男が06年にジャニーズ事務所に入所。京本は「ジャニーズJr.である息子・京本大我との初共演に深い運命を感じ、今回の出演をお引き受けすることに相成りました」と、共演を喜んだ。
弁慶役は「先輩が面白いかも」と語っていた滝沢も配役に大満足のようすで「芸能界の大先輩として僕も大我も接しています」。喜多川社長も「舞台の幅が広がる。さすがベテラン。息子のために、ひと肌脱いでやろうと感じますよね」と、賛辞を送っていた。