元朝青龍に詐欺 65歳男に実刑

 モンゴルの開発費を調達する費用と称して元横綱朝青龍関から約1億円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた埼玉県所沢市の会社役員熊田隆春被告(65)に東京地裁は10日、懲役5年6月(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

 被告は知人の男(79)=同罪で実刑、控訴=と共謀し、2009年4月、元朝青龍関に「海外にある金塊を現金化し、モンゴル開発に1兆円出す。延滞している金塊の保管料を貸してほしい」とうそを言い、約1億円をだまし取った。裁判長は「怪しげな融資話を信じ込んだ被害者にも甘さはあったが、祖国を思う心情を裏切られ、多額の財産を失った結果は重大だ」と述べた。

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