舟木一夫 × 里見浩太朗 舞台初共演
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歌手の舟木一夫(68)が、芸能生活50周年の締めくくりとなる東京・新橋演舞場での「舟木一夫特別公演」(6月7~29日)で、俳優の里見浩太朗(76)と舞台初共演することが22日、分かった。
2人が共演するのは、第1部の芝居「花の生涯‐長野主膳 ひとひらの夢‐」。原作は1952年に発表された舟橋聖一の歴史小説で、NHK大河ドラマ第1作の題材にもなった。幕末の大老・井伊直弼を里見が、直弼の信念を陰で支えた国学者・長野主膳を舟木が演じ、男の友情を描く。
舟木と里見は、67年に舟木の主演映画「一心太助 江戸っ子祭り」で共演して以来、親交を深めてきた仲だが、舞台での共演は今回が初めて。舟木は、「里見浩太朗という大きな看板の方に出ていただく、そこのところが今回は一番の見どころだと思います。里見さんに太刀打ちできるかどうかというようなことよりも、全面的にお力をお借りして、この男同士の話を今の世の中にも通じるようにしたい」と意気込んでいた。