さや姉ハプニング!NMBは笑いでカバー
アイドルグループ・AKB48と姉妹グループ・SKE48、NMB48、HKT48が出演する4日間にわたるコンサート「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」が26日、東京・日本武道館で2日目を迎え、NMB48が単独公演を行った。
初の単独武道館公演で総勢68人が、歌やダンスだけでなく、MCでも本場の“お笑い”で沸かせた。
また、2月にNMBからの卒業を発表した福本愛菜(20)の“笑撃”サプライズ卒業セレモニーも行われた。27日は昼にHKT48、夜はAKB48がそれぞれ単独公演を行う。
円陣で「『NMB48は武道館では収まらなかったな』と思われるよう、突き抜けよう」とゲキを飛ばしたキャプテンの山本彩(19)は、大きな2度のハプニングを笑顔で乗り越えた。
1回目のハプニングは1曲目の「なんでやねん、アイドル」で起きた。山本はいきなり、ステージ上で転倒。だが、「NMBらしい自由な曲なので、つい自己規制できなくて」とパフォーマンスに熱が入りすぎたと笑顔で説明し、ファンもホッ。
2度目はソロ曲「ジャングルジム」でやってきた。アコースティックギターを弾いて歌う予定だったが、ギターの音が出ない技術のトラブル。それでも慌てず、「ライブならでは、です。相方(ギター)の体の調子が悪くて」と“笑い”でカバー。会場の“彩コール”にも支えられ、無事に歌い終えた。
山本は「前に1度同じようなことがあったから、まだ慌てませんでした」と余裕の笑顔。「NMBは型にはまらないアイドル」という山本の言葉通り、歌とダンスだけでなく、ハプニングにも対応できるポテンシャルの高さを見せつけた。
ステージは、山本、渡辺美優紀(19)ら全メンバー68人が熱いパフォーマンスを繰り広げ、地鳴りのようなファンの声援が鳴り止まなかった。関西弁の歌詞の「NMB48」など、コテコテ関西色を全面に押し出し、NMBらしさを強調した。
もちろんトークも“なんば流”。メンバーの顔をスクリーンに映し出すコーナーで、山本のトレードマーク(?)の“しゃくれたアゴ”がアップになると、渡辺が間髪を入れず「しゃくれっくす!」と叫び、会場は大爆笑。NMBらしい明るく元気なステージに、ファンも笑顔満開だった。