AKB横山由依、NMBと涙のお別れ

 アイドルグループのNMB48が20日、大阪市内のNMB48劇場で行ったチームN公演を「横山由依を送る会」と銘打って開催。同グループとの兼任が解除となったAKB48の横山由依(20)は、メンバーとファンからの送別に「NMBにもっといたかった」と号泣した。

 アンコールを3曲歌い終えた後、舞台中央のスクリーンに、横山のNMBでの足跡が映し出された。客席から嗚咽(おえつ)がもれる中、チームNキャプテンの山本彩(19)、チームMへ移籍する山田菜々(21)とともに最後の劇場披露となるユニット曲「太宰治を読んだか?」を熱唱した。

 山本が「『さや姉の重荷のリュックの半分持つわ』とゆいはん(横山)が言ってくれてうれしかった」と、別れの手紙を読み上げると、横山は「NMBは本当に大好き。これからも秋葉原から難波のこと見てるから」と震える声を振り絞った。

 昨年8月に兼任が決まり、昨秋からNMBメンバーとしても活動してきたが、「人生で一番心に残るステージにしたいと思います」の涙ながらのあいさつそのままに、完全燃焼した。

 また、チームMへ移籍が発表された山田もチームN公演の出演がこの日で最後となった。

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