猪木氏が参院選出馬、国会に闘魂注入ダ~
元プロレスラーでプロレス団体「IGF」の会長を務めるアントニオ猪木(70)=本名・猪木寛至=が5日、国会内で日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)と会見し、次期参院選に比例代表で出馬することを発表した。
共同代表の橋下徹大阪市長(43)による従軍慰安婦発言などで維新が逆風にさらされる中、猪木は「(維新に)もう1回、風を吹かすことができたらという思い」で立ち上がった。「国会に闘魂注入」をキャッチフレーズに、18年ぶりの国政復帰を目指す。
元気があれば、日本に活を入れられる。猪木は石原代表にソフトながらビンタで闘魂を注入。石原氏は「みんなが維新から離れる中、『一緒にやろう』と言ってくれた。日本人全体にビンタを入れてやればいい」と、力を込めた。
逆風の維新が、人ごととは思えなかった。自身も参院議員時代の94年、公設女性秘書や側近の新間寿氏らから金銭などに関する疑惑を告発された。大逆風の中、95年の参院選で落選した猪木は「俺もイラクの人質解放で勢いに乗って、スキャンダルでたたかれた。維新はせっかく日本を変えようという思いで風を吹かしたのに。誰かもう1回風を吹かすことができたらという思い」と、出馬理由を説明した。
旧知の石原氏とは会見前、久々に顔合わせ。約1カ月前に党と初接触後、面接もない“VIP待遇”でこの日を迎えた。89年、スポーツ平和党で参院に初当選した際は「国会に卍固め」「消費税に延髄斬り」のキャッチコピーが話題に。猪木は今回のフレーズ案を聞かれると「これだけ世の中に浸透した“闘魂注入”かな。どこに向けるか。国会なのか、参議院なのか、維新なのか」と、笑顔で即答した。
セールスポイントは、北朝鮮、キューバなどとのパイプを生かした外交手腕だ。昨年も“テロの巣くつ”とされるパキスタンのペシャワールでプロレス大会を開催し、平和へのメッセージを発信した。猪木は「自分の足で世界を飛び回った。自分の外交チャンネルがある」と胸を張った。
「猪木の元気の賞味期限が切れないうちに、日本のために何かできたらいい。政界に出たら、思い切り元気に暴れてみたい」という猪木は、この日も大暴れ。取材記者に闘魂ビンタを放ち、石原氏と「1、2、3、ダーッ!」のパフォーマンスを披露した。日本人なら知らぬ者はないスーパースターが、真夏の選挙戦を盛り上げそうだ。
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