麻里子様、地元・福岡で「席を譲る」

 「AKB総選挙」(8日、日産スタジアム)

 グループ最年長・篠田麻里子からの突然の重大発表に日産スタジアムに衝撃が走った。

 昨年と同じ5位にランクインした篠田はスピーチで「私はひとつの決断をしようと思いました」と切り出し、「私、篠田麻里子はAKB48を卒業します。悔いはありません」と、しっかりとした口調で言い切った。

 総選挙当日の卒業発表はAKB48の歴史でも例はない。まさかの事態に7万人から「え~」と驚きの声があがったが、篠田が声を詰まらせると、励ますように麻里子コールが響きわたった。

 昨年の総選挙で後輩に「つぶすつもりできて下さい」と語っていた篠田。今回の選挙で松井珠理奈や松井玲奈、島崎遥香ら若手が台頭した。1年間で後輩の成長した姿を感じ取った篠田は、「席を譲るのも私らしいかなと思い決断にいたりました」と明かした。ほぼ同期の高橋みなみには「総監督、100年頑張って欲しい」とAKBグループの“長期政権”に期待した。

 篠田は05年にオーディションに落選、AKB48内のカフェ勤務から06年に1・5期生として加入。2011年のじゃんけん大会で優勝し、AKB24枚目のシングル「上からマリコ」で初のセンターを務めた。女優やモデルとしても活躍。昨年12月にファッションブランド「ricori(リコリ)」を立ち上げ、プロデューサー兼デザイナーとしてデビューするなど、卒業後の活動にも期待が集まる。

 福岡出身の篠田は「来月の福岡ドームで卒業させて下さい」とファンに“最後のお願い”。約8年の活動を故郷での7月20、21日の公演で締めくくる。

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