福山雅治、初の香港で熱烈歓迎受ける

 俳優で歌手の福山雅治(44)が27日、香港で主演映画「真夏の方程式」(29日公開)のプレミアイベントを行った。

 福山が同地を訪れるのは初めてで、来訪を待ち望んでいた現地ファンとメディアは熱狂をもって、「湯川教授」を歓迎。国際俳優デビューの場で受賞の足跡を残した5月のカンヌ国際映画祭に続き、福山がアジアでも旋風を巻き起こした。

 海を渡った福山を待ち構えていたのは、湯川教授でも解明できない!?大フィーバーだった。

 福山にとって初めてとなる香港来訪は、現地の熱烈なラブコールを受けて実現した。

 中華圏での福山人気は絶大で、香港紙「明報」の記者によると、ドラマ「ひとつ屋根の下」(93年)の放送以降、ドラマ「ガリレオ」「龍馬伝」と続くヒット作で老若男女に広く認知され、今回の来訪も「10年に1度のビッグスター来る」と事前に報道されていた。

 熱烈な歓迎ぶりを示すように26日の空港到着時には過去最大規模という400人超のファンが集結。関係者の判断で到着場所をロビーから関係者出入り口へ切り替える異例の措置が取られ、翌日の新聞各紙はこの様子を「伽俐略襲港(ガリレオ空港へ)」「勝韓星(韓流スターをしのぐ出迎え)」と大々的に報じた。

 27日のレッドカーペットには3000人が集まり、日本でもおなじみの「ましゃ」コールが臨港の会場に響いた。スペシャルゲストとして香港の俳優、サモ・ハン・キンポー(61)も来場する熱烈歓迎に福山は「大家好!(こんにちは)」と広東語でハイテンションにあいさつしてみせ、「これは必ず近いうちに来なければいけないと思った」と早くも再会を誓った。

 主演作「そして父になる」(10月公開)が審査員賞を受賞した5月の仏・カンヌ映画祭に続き感じた海外の熱気。作品に込めたメッセージが「届いた」経験を経て、自身の存在目的が「感動や興奮を皆と共有する」ことだと気付いたといい「外国の方とも感動を共有しあえたら喜びもひとしおです」と笑顔を見せた。

 「次はハリウッド?『届いた』という感動がそこで得られるのであれば行ってみたいですね」。ヴィクトリア湾に吹く追い風を背に受け、福山はさらに広い世界を見据えた。

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