福山 弾丸プロモツアー台湾で完結
俳優で歌手の福山雅治(44)が4日、台湾を訪問し、主演映画「真夏の方程式」(公開中)の上映イベントを行った。先月23日のジャパンプレミアを皮切りに、初訪問の香港を含む8カ所24回のあいさつを行った自身最大のプロモーションツアーは、東日本大震災の影響で一度訪問が中止となった念願の地・台湾で完結した。総移動距離・約1万2000キロに及ぶ“実に忙しい”キャンペーンを、湯川教授が走り抜いた。
福山が、日本各地、アジアを駆け抜けた弾丸プロモーションを完走した。
「容疑者Xの献身」に続く、ガリレオシリーズ映画第2弾のPRは、6月23日のジャパンプレミアからスタート。初訪問で熱烈歓迎を受けた香港(26~28日)から帰国した翌日の29日が公開初日で、初日の東京での舞台あいさつからは札幌(30日)、名古屋(7月1日)、大阪(2日)、福岡(3日)、台湾(4日)と連日移動するハードスケジュール。総移動距離は地球約4分の1周にあたる1万2000キロにも及んだ。
福山にとっては初体験となる大プロモーションツアー。香港を訪れた際に「香港の女性はきれいですか?」と質問した報道陣に対して、「外を出歩けていないの知ってるでしょ~」と時間のなさをぼやいてみせる場面もあったが、そこは“不可能はない”湯川教授。涼しい顔で分刻みのスケジュールをこなし、各地のファンと熱心に交流した。
ツアーの最終到達地点となった台湾は、福山にとって思い入れの深い場所。11年3月24日に、アルバムのアジア発売を記念した会見を台湾で行う予定が、震災の影響で中止になったいきさつがあり、今回は新作映画を携えた念願の訪問だった。
ネット販売によるレッドカーペットイベントのチケットは、わずか3秒で完売する過熱ぶり。待ちわびたファンの熱狂に迎えられた福山は「やっと、やっと、やっと、台湾に来ることができました。本当に皆さんに会いたかったです。皆さんの熱気、ちゃんと届いています」と感無量の表情を浮かべていた。