ケミ堂珍、広島カープへの熱い思い
10日にソロ3枚目のシングル「Euphoria」とDVD「堂珍嘉邦 TOUR 2013“OUT THE BOX”at Zepp DiverCity TOKYO」を同時リリースする、人気デュオ・ケミストリーの堂珍嘉邦(34)がデイリースポーツにプロ野球・広島カープへの熱い思いを語った。
広島県安芸高田市出身の堂珍は、広島市民球場でのアルバイト経験をはじめ、始球式を2度務めるなど、熱烈な鯉党としても知られる。「CS(クライマックス・シリーズ)見たいですよ。長く楽しみたいですし」と球団初のCS進出を期待。Aクラス争いを繰り広げる現状を「落ち着けない順位。8月後半からコロコロ入れ替わるから油断できない」と分析した。
口調は熱を帯び、エールは選手個人にも及んだ。今年二塁のレギュラーの座をつかんだ菊池涼介内野手(23)には「失策が目立つけど、それは守備範囲が広いから」と話し、「レギュラーの顔だなって思えてきた」と頼もしそう。同学年の広瀬純外野手(34)には「最低2割8分。チャンスにだけは打ってほしい」と勝負強い打撃を期待した。
05年には応援歌「わしを市民球場に連れてって」を作詞作曲。「あれは非公認応援歌だったんですけど、流してもらってうれしかった」と振り返り、「応援歌の次は、球場のスポンサーの看板を買いたいですよね」と夢を膨らませた。
デュオとしての活動を休止、ソロ活動をはじめて間もなく1年になる。「一緒に夢を見ていけるような、未来が幸せに包まれているような曲になってます」と新曲をPRした堂珍。「これからもボクにしかできない音楽を作っていきたいし、たくさんの人に聞いてほしい」と“本業”でもさらなる飛躍へ力を込めていた。