傷害致死の金色ランボルギーニ男が御用

 名古屋市の繁華街「錦三(きんさん)」の路上で男性を暴行し死亡させたとして、中署は11日、傷害致死の疑いで、自称同市千種区、会社役員水谷将典容疑者(31)を逮捕した。中署によると、水谷容疑者は「ランボルギーニ」を運転して現場から逃走。中署は車体が金色と特殊だったことから同車種の持ち主をたどるなどして水谷容疑者を割り出した。

 逮捕容疑は10日午前7時ごろ、同市中区錦3丁目の路上で、同区、職業不詳保坂昇さん(55)に殴る蹴るの暴行のほか、立て看板でたたいたり、自転車を投げつけたりして傷害を負わせ、死亡させた疑い。

 中署によると、保坂さんの死因は心臓挫傷とみられる。水谷容疑者は「間違いない」と容疑を認め、「直前まで酒を飲んでいた。保坂さんとは面識はない」と供述している。

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