麻里子さま「生まれ変わってもAKB」

 「AKB48 5大ドームツアー福岡公演最終日」(21日、ヤフオク)

 22日に東京・秋葉原のAKB48劇場での公演を最後にAKB48を卒業する篠田麻里子(27)が、AKB5大ドームツアー福岡公演最終日で卒業セレモニーを行った。地元・福岡でラストコンサートに臨んだチームAキャプテンの篠田は、次期キャプテンに横山由依(20)を指名。3万2000人からの「麻里子コール」に、「私は生まれ変わってもAKB48を選びます」と、涙ながらに誓った。

 3万2000人で埋め尽くされた福岡ヤフオク!ドームが“麻里子色”に染まった。アンコール突入後、自身の軌跡をたどった映像から始まった卒業セレモニー。自身の“後継者”に横山を指名し、声を詰まらせながら「篠田麻里子として、これからみんなの目標になれるように頑張ります」と後輩の道しるべになることを誓った。

 篠田のラスト歌唱曲は、じゃんけんで初センターの座をもぎ取った「上からマリコ」だった。成長を見守った後輩や、苦楽を共にした高橋みなみ(22)、板野友美(22)ら参加メンバー160人とともに熱唱。来場者全員が、篠田プロデュースのキャラクター「マリパンダ」が描かれたうちわを振って呼応。ドームを揺るがす「麻里子コール」とともに、会場一体となって篠田の新たな門出を祝福した。

 会場には両親を含む親族約40人が駆けつけた。終演後、祖母は「最後の姿が見られて良かった」と声をかけられたといい、「いいおばあちゃん孝行になりました」とニッコリ。また、福岡市中心部にあるAKBショップには篠田へのメッセージが掲出された。会場内外で、地元からの“愛”をもらい、「安心感があってホッとしました。最高の卒業式になったと思います」と充実感を漂わせた。

 ステージでは全58曲中19曲を熱唱。「フライングゲット」では初センターに立ち、ユニット曲「帰郷」を歌う際には、自らの発案で気球に乗るなどスマイル全開でステージを駆けたが、最後の最後にキャッチフレーズ「魅惑のポーカーフェース」は涙で崩れた。「私は生まれ変わってもAKB48を選びます」。メンバーが作った花道をゆっくりと進み、ファンに向け深々と一礼してステージを後にした。AKBとしての活動は残り1日。生まれ育った福岡から、“原点”秋葉原に場所を移し、7年半の活動に幕を下ろす。

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