アッコ「幸せ」イチロー快挙観戦に感涙

試合前練習でイチローと対面したあと、ニューヨーク・タイムズの取材を受ける和田アキ子=ニューヨーク・ヤンキースタジアム(撮影・小林信行)
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 米大リーグ・ヤンキースのイチロー外野手(39)が4千安打を達成した22日、祝福の声が続々と寄せられた。ヤンキースタジアムの観客席で快挙を見届けた和田アキ子(63)は「この場にいられて幸せ」と感涙すれば、テレビで観戦したチチローこと父鈴木宣之さん(70)は「こみ上げるものがあった」と笑顔を見せた。また、出身地の愛知県豊山町役場などに集まった後輩球児らは、興奮した様子で偉業達成に歓声を送り、地元が生んだ大スターをたたえた

 観客席でイチローの日米通算4千安打を見届けた和田は「いきなりやってくれたね。1打席目でこんな…。この場にいられて幸せです」と話しながらも、涙が止まらなかった。

 「もしよろしければ来ませんか?」。約5年前から親交のあるイチローに招待の電話をもらい、プライベートで渡米。ニューヨークには2日前に到着し、マンハッタンにあるイチローの自宅で食事に招かれた。

 「すごくうれしいのは、こんな時なのにサプライズで45年前のワインを日本から取り寄せてくれていて、イチローが注いでくれた」。45年前の68年に歌手デビューした和田のためにイチローが見せた粋なもてなしに、「家で半分泣いてたんですよ」と感激した。

 23歳年下の友人とは、頻繁にメールや電話でやりとりをしているという。「人に言えない辛い、苦しい時っていっぱいある。でもイチローと話をするとホッとするんです。それを言ったら『僕も同じです』って。ずっと下なんですが、教えられることは多い」と明かす。

 イチローがマリナーズに所属していた2010年以来、3年ぶりに試合観戦した和田は「世界に誇れる。これは1つの通過点。やれるところまで頑張ってほしいですね」とエール。

 記録のことを知らず、この日の試合だけしかチケットを取ってなかったという。イチローは「だからスターなんですよ、アッコさんは。すごいなと思います」と“持っている”和田に驚いていた。

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