スパイラルライフ20年目の“復活”
人気絶頂の1996年、横浜アリーナでのライブを最後に解散した車谷浩司(42)と石田小吉=現・石田ショーキチ=(45)のロックユニット「スパイラルライフ」のデビューアルバム「FURTHER ALONG」が今年で発売20周年を迎え、石田が再びミックスダウン(制作された楽曲のバランスを調整する作業)し、特典ディスクも加えて9月4日に発売されることになった。
このほどデイリースポーツの取材に応えた石田は、当時のマルチテープを発掘して最新技術で新たにミックスダウンした理由を「このアルバムを、現代の技術で、現代の良いサウンドで、もう一度再生したいと思った」と説明。「20年先まで聞いてもらえるサウンドになったと思う」と、仕上がりに自信を見せた。
スパイラルライフでメジャーデビューした石田は現在、ソロやプロデュース業で活躍しており「20年後にこの仕事をしている自分の姿は想像できなかった。今も続けてることに自分自身が一番驚いているし、その環境があることに感謝している」と感慨深げ。
石田の20周年記念企画としてはもう一つ、2005年に解散したユニット「スクーデリア・エレクトロ」の再結成ライブを9月27、28日に東京・新代田FEVERで行う。チケットは完売で、石田は「全力で演奏したい」と燃えている。