元ＡＫＢ４８の篠田麻里子（２７）が２８日、東京・代々木第一体育館で行われたファッションイベント「ＧｉｒｌｓＡｗａｒｄ　２０１３　ＡＵＴＵＭＮ／ＷＩＮＴＥＲ」に登場し、格安航空会社（ＬＣＣ）「Ｐｅａｃｈ」の公認キャビンアテンダント（ＣＡ）に就任することを発表した。篠田は１０月２７日に、同日から就航する関西国際空港発成田空港行１１１便にＣＡとして搭乗する。また、当日の同便（定員１８０人）が篠田の顔写真をラッピングした特別機になることも発表された。

　ＡＫＢを卒業した篠田が、女性の憧れの職業「ＣＡ」に“転身”する。

　卒業後に自らデザインしたというピンクの制服に身を包んだ篠田は「誰でも乗れます！ステキな旅行になってもらえたらいいな」とニッコリ。当日は出発地である関空で乗客をハイタッチで迎えるほか、機内アナウンスにも挑戦するなど、実際のＣＡ同様の機内サービスに努めるという。

　搭乗する機体は自らの顔写真がラッピングされた“麻里子ジェット”。日本の航空業界で個人の写真がラッピングされるのは初めてで「自分の写真が空を飛ぶのは憧れでもあったのでとてもうれしい」と、初フライトを心待ちにした。同機は国際線にも使用され、少なくとも年内は飛び続ける予定で、国内外にアピールする絶好の機会にもなる。

　篠田の起用理由について、同社の担当者は「新しいことに挑戦していく弊社のスタンスと、篠田さんの姿が重なった」と説明。ＣＡとしての搭乗も「今のところ１度だけだが、２度目、３度目も計画中」と明かした。ステージでは同社のＣＡ１２人とともにランウェイをかっ歩し、３万人を前に「空からマリコです」と公認ＣＡ就任を報告。“会いに行けるアイドル”から“会いに行けるＣＡ”としての活躍にも期待が高まりそうだ。