熱烈トラ党・西田敏行 掛布に託した!
熱烈な阪神ファンで知られる俳優・西田敏行(65)が19日、都内で行われた映画「キタキツネ物語‐35周年リニューアル版‐」の初日舞台あいさつに出席し、26年ぶりの阪神復帰が決まった掛布雅之氏(58)への熱い期待を吐露した。掛布氏の育成・打撃コーディネーター就任を「私はアリだと思います」と支持。「全てにおいて期待している」と来季V奪回への起爆剤の役割となることを望んだ。
キタキツネの家族愛を追ったドキュメンタリー映画の舞台あいさつ。話題がキツネから“トラ”に変わると、それまで柔和な表情を浮かべていた西田の眼光が鋭く光った。
CSファーストステージで広島に連敗し、ふがいなく敗退した阪神に、西田は「もう今年は終わりましたからね。来年はこのようなことのないように、万全を期していただきたい」と言い放った。厳しい意見も愛がゆえ。悔しさがにじむ思いの中で、来季の希望はミスタータイガースに向けられた。
西田は掛布氏の入閣を「アリだと思います」と全面的に支持した。さらには「全てにおいて期待している。それは采配も含めて」と、コーディネーター以上の役目も望む、熱いまなざしを向けていた。
あいさつには、西田のほかに、キタキツネ一家の長・フレップの声優を務めた“虎党仲間”の佐藤隆太(33)も参加した。西田が演じたのは、一家を見守る柏の木の役で「長いこと役者をやってきましたけど、木の役っていうのは初めてですね」と貴重な経験を笑顔で振り返っていた。