横領罪の元社長、再捜査で一転起訴

 東京地検は24日、タレントのケント・ギルバート(61)が経営するIT関連会社の資金約1億2千万円を着服したとして、業務上横領罪で同社の川島俊昭元社長(54)=東京都中央区=を起訴した。

昨年、いったん不起訴になったが検察審査会の議決で検察が再捜査していた。起訴状によると、09年10月~10年4月、ギルバート経営の「ヴィ・ネットワーク・システムズ」(東京都品川区)の銀行口座から、計約1億2千万円を自分が運営する別会社などに移し、着服したとしている。

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