美女♂menZ、やっくんに捧ぐライブ
10月5日に山口県内で事故死したタレント・桜塚やっくん(享年37=本名・斎藤恭央)さんがリーダーを務めたバンド、美女♂menZが7日、東京・渋谷O‐WESTで行われたビジュアル系ロックバンドRoViNのライブにゲスト出演し、事故以来初めて公の場に登場した。
伊織らメンバー3人は、桜塚さんが主演する予定だった12月4日の舞台「新撰組伝」(8日まで、築地本願寺)の衣装で登場し、「元気です」と涙ぐむファンにあいさつした。
同舞台に桜塚さんの代役で出演するRoViNメンバーで元いいとも青年隊の岸田健作(34)とともに、桜塚さんが共作した「MAGICAL DANCE」を特別ユニット“RoVimenZ”として披露。最後まで涙は見せなかった。
桜塚さんを「姉御」と呼んで慕い、家族葬にも参加した岸田は「(メンバーの)笑顔が見られてよかった。もう前向きに走りだしてるから」と声を詰まらせた。
ライブ共演は生前から約束しており「最後に交わしたメールに、姉御は『何かあっても筋は通しますよ』と書いていた。だから、きょうも絶対来てるはず」と、桜塚さんが天国からライブに参戦したことを信じていた。