ユーミン、篠原ともえら起用で“若返り”

 篠原ともえデザインの衣装で熱唱する松任谷由実=神奈川・横須賀芸術劇場
2枚

 シンガー・ソングライターの松任谷由実(59)が、オリジナルアルバム「POP CLASSICO」を引っ提げてスタートする20日からの全国ツアーで“若返りステージ”を披露する。衣装デザイナーにタレント・篠原ともえ(34)を起用、バンドメンバーの一部には若手を登用する。開幕前日の19日には、会場となる神奈川・横須賀芸術劇場でファンら1600人を前に公開リハーサルを行い、本番に備えた。

 来年1月19日に還暦を迎えるユーミンが、若返ったスタッフとともに35都市を巡るツアーをスタートさせる。

 今ツアーでユーミンは“7変化”ステージを披露するが、海の妖精をイメージしたものなど6着の衣装を篠原が手がけている。

 篠原の衣装デザイナー就任は、今年5月にプロデューサーの松任谷正隆氏(62)のラジオ番組に出演したのがきっかけ。客席で見守った篠原は「衣装が喜んでいる感じがしました。ユーミンさんの歴史に入れたことが光栄です」とニッコリ。初めて他のアーティストのステージ衣装を担当し、「1000万点つけたい!」と自己採点した。

「不思議な気持ち」

 また、バンドメンバーはドラムとベースとギターが50代から30代に。ユーミンは「若いエキスが必要になったわけではないんですよ」と笑いを誘い、「とっても刺激的で、だけどちょっと心配で、不思議な気持ち」と心境を明かした。

 ツアー開幕となる20日はデビューアルバム「ひこうき雲」のリリースから丸40年で、新アルバム「POP‐」の発売日。長いキャリアの中で、ツアー開始日とリリース日が重なるのは初めてで、「盆と正月が一緒にやってくるようなもの」と充実感たっぷり。

 新たな仲間から刺激をもらったユーミンが、41年目の一歩を踏み出す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス