高樹澪 IT企業取締役とスピード婚
「ダンスはうまく踊れない」のヒットで知られ、多くの映画やドラマに出演してきた女優・高樹澪(53)が、IT企業の取締役・久樂匡(くたら・ただし)氏(53)と、今年11月11日に再婚していたことが7日、分かった。今年5月の交際スタートから、わずか半年のスピード婚。03年に「片側顔面痙攣(けいれん)」のため休業し、死の危険が伴う開頭手術を受けるなどの大病を乗りこえ、幸せをつかんだ。
離婚、大病、死と隣り合わせの手術など、人生のどん底を味わった高樹が、53歳にして新たな幸せをつかんだ。
関係者によると、2人の出会いは09年のパーティー。同い年とあって共通の話題で盛り上がり、メル友の関係が続いていたが、今年5月に食事に出掛け、朝まで飲み明かした際、久樂氏から「オレの嫁さんになってくれないか」とプロポーズされたという。そこから結婚を前提にした交際が始まり、新たなスタートを切るには1並びが縁起がいいと、11月11日に入籍した。
高樹は89年に6歳年下のミュージシャンと結婚し、99年に離婚している。久樂氏は初婚。すでに新生活を始めている。挙式、披露宴などは未定という。
女優を中心に歌手としても活動していた高樹は、03年に顔の右側が痙攣(けいれん)する「片側顔面痙攣」を患い休業。脳の太い血管に顔面神経が付着する病気で、頭蓋骨を開いて処置する高度な手術を受けた。その後、リハビリを経て09年に復帰していた。
苦しい時期を経てつかんだ幸せに「病気などで結婚をあきらめている女性の方も多いと思います。そんな方にも“大丈夫。頑張ろう”という後押しになれば」と話しているという。
高樹は8日放送のTBS系「駆け込みドクター!2時間スペシャル」(後7・00)に出演し再婚を報告。相手の久樂氏もVTRで登場する。