新生ジブリ第1弾「思い出のマーニー」
2014年の東宝ラインアップ発表会見が12日、都内で行われ、スタジオジブリの次回作が「思い出のマーニー」(来夏公開)であることが明らかになった。「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)の米林宏昌氏(40)が監督を務める。宮崎駿監督(72)が長編作品からの引退を表明した後に発表された最初の作品だけに、次世代を担う米林監督の手腕に注目が集まりそうだ。
ポスト宮崎駿体制を占う新作がついに明らかになった。「思い出のマーニー」は、英国の作家ジョージ・ロビンソンの同名児童文学が原作。「魔女の宅急便」(1989年)「ハウルの動く城」(04年)など、これまで数々の児童文学を大人も鑑賞することのできる映画に仕上げてきた、スタジオジブリの王道とも言える形で映画化される。
主人公は海辺の村の老夫婦に預けられた少女アンナ。内気なアンナは心を閉ざして暮らしていたが、不思議な少女マーニーと友だちになったことで少しずつ気持ちに変化が起きる。しかし、村人は誰もマーニーの存在を知らなかった。ある日姿を消したマーニーを探すうちにアンナは思わぬ秘密を知るというストーリー。原作は英国が舞台だが、映画は日本を舞台にして描かれるという。
米林監督は「千と千尋の神隠し」(01年)に登場したキャラクター・カオナシのモデルといわれる人物。初監督の「‐アリエッティ」では、興行収入92億5000万円という大ヒットを記録した。96年にジブリに入社してアニメーターとしのキャリアをスタートさせた生え抜きでもあるだけに、満を持しての2作目に周囲の期待も高まっている。
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