柴俊夫「優しい心で痛み忘れないで」

 東日本大震災の震災遺児を支援するチャリティー絵画展「NEVER FORGET 東北」が4日、大阪・阪急うめだ本店で開幕した(6日まで)。代表の俳優・柴俊夫(66)は「小さな心でいいので、優しい気持ちをちょっと前に出していただけると。痛みを忘れないで」と訴えた。

 同展は賛同した俳優ら100人が自ら撮影したポートレートなどをデジタル変換し、絵画作品として展示販売するもので、今回はプロ野球・楽天の星野仙一監督、田中将大投手らも協力。収益金は子どもたちの心のケアハウス「東北レインボーハウス」建設資金として寄付される。3年目を迎えた柴は「大したことはできないが、少なくとも10年ぐらいは続けたい」と決意を語った。

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