女優の仲間由紀恵（３４）が１１日、都内で主演映画「トリック劇場版　ラストステージ」の初日舞台あいさつを共演の阿部寛（４９）らと行い、感涙する一幕があった。

　１４年続いた人気シリーズの完結編。２０歳で民放の初主演ドラマとして同作に飛び込んだ仲間は「やはり終わってしまうと聞くと寂しいです」と感慨深げ。相棒役の阿部に「私はどうでした？」と問いかけ、「こんなに頼りになる主演女優はいません。感謝の気持ちでいっぱいです」と言われると、目を潤ませ「ありがとうございます」と頭を下げた。

　東宝によると初日動員は劇場版の最高だった０６年公開の「‐２」（興収２１億円）とほぼ同じ数字。１２日放送のテレビ朝日系スペシャルドラマも動員を後押しするとみられ、シリーズ最高興収が見込めそうだ。