貫地谷「来年司会仕切っちゃうかも」

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定する「第56回ブルーリボン賞」が22日、決定した。「くちづけ」で初主演を務めた女優・貫地谷しほり(28)が主演女優賞を受賞。知的障害を持つ主人公・マコを演じた貫地谷は、作品が1つの転機になったことを喜んだ。NHKの朝ドラ「ちりとてちん」での主演も大きな節目だったが「また違う大事なものができた、という感じです」と明かした。

 これまで演技について迷うことはなかったが、今回、初めて葛藤があったという。「撮影中も“これでいいのか”と毎日苦しんでました。だからこそ『くちづけ』を撮影できただけでも私にとっては大きなことだったんです」と振り返った。

 苦しい経験をしたことで意識にも変化が生まれた。マネジャー任せだった作品選びに自分の意見も反映させるようになった。「やるからには100%以上の愛情を注げるものじゃないと役にも失礼だし、自分を磨く過程でもそれが必要。これからはもっと自分の欲に素直になるかもしれません」と目を輝かせた。

 主演女優賞の受賞者は来年の授賞式の司会を務めるが「なぜか自信があるんです」とニヤリ。「(ともに司会の)高良さんについて行きながら…でも、仕切っちゃうかも」と、コメディエンヌぶりも発揮していた。

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