舛添氏、第一声で「史上最高の五輪を」
徳洲会グループから5千万円を受け取った問題で猪瀬直樹前知事(67)が辞職したことに伴う東京都知事選が23日告示され、無所属で前日弁連会長の宇都宮健児氏(67)=共産、社民推薦、無所属で元厚生労働相の舛添要一氏(65)、無所属で元首相の細川護熙氏(76)ら新人16人が立候補を届け出た。
舛添氏はJR新宿駅西口で「直下型地震が予想されているが、災害に打ち勝つ安心安全な街をつくる。史上最高の五輪で世界の皆さんをおもてなしする」と第一声。「厚労相だった経験を生かし、世界一の福祉都市にする。皆さんで東京を世界一の都市にしませんか」と呼びかけた。
さらに「都知事の仕事は命と財産を守ること」とし「医療、介護、出産、子育てなどに全力で取り組み、生き生きと働ける都市を目指す」と話した。原発問題には触れなかった。石原伸晃環境相(56)も応援に駆けつけた。