YOSHIKI出演料未払い訴訟で勝訴
ロックバンド「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKI(48)とマネジメント会社が、コンサート出演料などが支払われていないとして音楽制作会社「ネクスターコーポレーション」側に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は31日、ほぼ請求通り総額約6億6千万円の支払いを命じた。
判決によると、ネ社は2008~09年にXが行った東京ドームや香港・台湾などでの計10回の再結成コンサートを主催したが、出演料やグッズの売上金など計約5億9千万円が支払われなかった。また、音楽原盤の使用などを許諾し印税の前払い金や契約金として計6億円を受け取る契約を結んだが、未払いのまま契約解除したとして、遅延損害金約7千万円も求めていた。
森冨義明裁判長は、原告側の訴えをほぼ認めた。