国民的美少女コンテスト 求む歌姫
芸能事務所・オスカープロモーションが主催するオーディション「第14回 全日本国民的美少女コンテスト」が8月5日に開催されることが決まり、5日、都内で行われた会見に歴代出場者の女優・剛力彩芽(21)、武井咲(20)らが出席した。
実行委員会は、今大会で「歌って踊れる美少女」を発掘したい意向を発表。まだ見ぬ「歌姫」に、剛力は「一緒に踊れたら」と共演を呼びかけた。
来れ、歌姫‐。1987年にスタートした老舗オーディションは、「歌って踊れる美少女を特に探していきたい」と、新たな才能を求めた。
過去13回行われた大会の受賞者で、歌手としてデビューしたタレントは皆無。7回大会(97年)審査員特別賞の上戸彩(28)、11回大会(06年)モデル部門賞、マルチメディア賞の武井など歌手デビューを果たしたタレントは少なくないが、女優としての活動が主体だった。
次世代を担うスターに「マルチな才能を求めたい」とする主催者は、これまでの要素に加え音楽性にも重点を置く姿勢を表明。グランプリには映画、テレビドラマ出演と歌手デビューが約束されており、本人の希望次第でコンテスト初の美少女歌手が生まれる可能性がある。
大会の協力には大手レコード5社がついており、万全のバックアップ態勢で応募者を迎えるという。
8回大会(02年)への出場がきっかけで芸能界入りし、歌手活動でも人気を集めている剛力は「チャンスは誰にでも巡ってくる。思いを強く相手に届けることが大切」と応募者にアドバイス。「一緒に歌って踊れたら楽しいと思います」と期待を寄せた。応募期間は13日~5月12日まで。