“怪物くん”大野が「死神くん」に挑む

 人気グループ、嵐の大野智(33)が4月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「死神くん」(金曜、後11・15)に主演することが14日、分かった。漫画家・えんどコイチ氏(57)の同名コミックの初ドラマ化で、大野は“死神くん”こと新米の死神413号を怪演する。

 大野が、チャーミングでおちゃめな「死神くん」に挑む。

 2010年から日本テレビ系ドラマ「怪物くん」に主演し、題名通りの怪物役を好演したが、今作では黒スーツにちょうネクタイ姿で見た目は30歳前後の死神くんに“転身”する。「とても新鮮で今から演じるのが楽しみ」と3月上旬のクランクインに胸を躍らせる。

 ドラマの原作は、ギャグ漫画「ついでにとんちんかん」で知られる、えんどコイチ氏が83年から90年までフレッシュジャンプ、月刊少年ジャンプに連載した“幻の名作”「死神くん」。大野演じる新米の死神413号が死亡予定者に死の宣告をして魂を霊界に運ぶほか、想定外の死を阻止するなど、「クスッと笑ってホロリと泣ける」をコンセプトにした心温まるブラックファンタジーだ。

 今作で大野演じる死神は「おめでとうございます!お迎えにあがりました」という決めぜりふで登場する。昨年放送の日本テレビ系24時間テレビスペシャルドラマ「今日の日はさようなら」では、家族に見守られながら死にゆく若者を演じただけに、「今までは“見守られる役”が多かったのですが、今回は“見守る役”!どんなふうに物語が展開していくのか、今からワクワクしています!」。上司に怒られながらも奮闘する新キャラに興味津々だった。

 過去に演じた「怪物くん」はスペシャルドラマに映画化にと人気キャラとなった。「死神くん」のドラマ化に伴い、時期は未定ながら原作の復刻版発行が早くも決定。大野の怪演で、さらに話題が広がりそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス