三浦春馬、実写版「進撃の巨人」に主演
俳優の三浦春馬(23)が、人気漫画を実写化する映画「進撃の巨人」(2015年公開予定)に主演することが2日、分かった。
突如現れた謎の巨人たちと、立体起動の特殊装備を持つ若者たちの戦いを描いたファンタジー大作。原作コミックは累計3000万部を超えるヒットとなるなど、ブームを巻き起こしている。物語は、原作をベースに映画オリジナルの要素を加えて進行するという。3月30日のイベントを体調不良で欠席した三浦だが、すでに仕事復帰し、今夏のクランクインに備えている。
荒廃した世界観を伝えるため、廃虚の聖地として知られる長崎県の端島(通称・軍艦島)でのロケを予定。長崎市が管理を始め、世界遺産暫定リスト入りした09年以降では、同所で映画が撮影されるのは初となる。
監督を含め一度はプロジェクトが白紙となったものの、昨年12月に特撮作品に定評のある樋口真嗣監督(48)の下、再始動。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行氏(52)がキャラクターデザインを担当するなど、各分野の第一人者が、同映画のために集結したことも発表された。