韓国船沈没事故 船長の逮捕状請求

航海士と操舵手も

 韓国南西部沖の旅客船沈没事故で、韓国政府の合同捜査本部は18日、事故当時、乗客の救助を尽くさず船を脱出したとして、特定犯罪加重処罰法違反や遺棄致死などの疑いでイ・ジュンソク船長(68)の逮捕状を請求した。聯合ニュースによると、事故当時、操船していた20代の女性3等航海士と操舵(そうだ)手についても、業務上過失致死などの疑いで逮捕状を請求した。

 捜査本部は、船長が事故当時、操舵室を離れて経験の浅い3等航海士に操船を任せていたことを踏まえ、旅客船が急旋回した原因などについて3人を詳しく調べる方針。

 韓国海洋警察幹部はこの日、潜水士2人が転覆した船体の3階部分に入り、客室の捜索を始めたと明らかにした。船内で生存者や死者を発見したとの情報はない。また、不明者の中に、母親が日本人で韓国国籍の女子高生が含まれていることを、在韓国日本大使館が明らかにした。

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