85歳ホドロフスキー監督 若妻で元気
映画「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」で知られるチリ出身の巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー監督(85)が、23年ぶりの新作「リアリティのダンス」(7月12日公開)を引っ提げて25年ぶりに来日し24日、都内で会見した。
ホドロフスキー監督は「初来日の50年前から、日本から文化的な価値を吸収している。それが私の芸術を変えている」と日本文化からの影響を明かし、「私の映画は商業映画に対抗するもの。アメリカ映画には反対」と持論を展開した。
次回作について「底辺の底辺にいる人間が政治や犯罪に巻き込まれながら人間的な人生を送れるようになる話」と明かし「あと23年かかってもやりたい」と瞳を輝かせた。
また、「元気な秘けつ?たばこを吸わない、酒とコーヒーを飲まない、赤身の肉を食べない。そして若い妻。触れ合うたびに若返ります」と、衣装を担当した妻パスカル・モンタンドン=ホドロフスキーさんとのラブラブぶりも見せつけた。