堺雅人、三谷幸喜脚本でNHK大河主演

 NHKは12日、2016年放送の大河ドラマが、戦国時代の武将・真田幸村を主人公にした「真田丸」に決定したと発表した。

 三谷幸喜氏(52)が脚本を担当する。三谷氏が大河を手掛けるのは04年「新選組!」以来2度目で、主演は俳優・堺雅人(40)で最終調整に入っているという。

 戦国時代の英雄的武将・真田幸村の生涯が、ヒットメーカーの三谷幸喜氏と、「半沢直樹」での熱演が話題となった堺雅人のスーパータッグでドラマ化されることになった。

 16年放送の大河とあって、NHK広報は「出演者を含め具体的なことは決まっていない」としているが、関係者によると、主演に関しては堺で最終調整に入っており、出演はほぼ間違いない状況になっているという。

 三谷氏が大河ドラマを手掛けるのは04年、香取慎吾主演の「新選組!」以来12年ぶり。同作には堺も山南敬助役で出演し、その演技力で注目を集める存在となった。その後、堺は大河「篤姫」では宮崎あおい演じる篤姫の夫・徳川家定役を務めた。

 「真田丸」は主人公・真田幸村の波瀾(はらん)万丈の生涯を勇気と愛に満ちた物語としてオリジナルで描くもの。三谷氏は、戦国もの、真田幸村を書きたい!との希望を持っており、主演に関しても、三谷氏がNHKに主演・堺を薦めたようだ。

 キャストは後日発表される予定だが、“三谷組”と呼ばれる三谷作品に縁ある俳優陣が起用される豪華な布陣となりそうだ。

 真田幸村(史料に残る名は信繁)は、的確に時代と人を読み、戦国の世を必死に生き抜いた人物。若き日に上杉景勝、豊臣秀吉の人質として暮らし、関ケ原の戦いでは西軍についた。1614年の大坂冬の陣では、真田丸と呼ばれる砦(とりで)を作り、徳川家康軍を相手に果敢に戦ったが、翌1615年の大坂夏の陣で戦死した。

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