志村けん 世界一の顔出しパネルに
タレントの志村けん(64)と大相撲の横綱白鵬(29)が3日、東京タワー内で行われた三陸鉄道開業30周年記念企画展「キット、ずっとミュージアムカフェ」(4日~22日)のオープンイベントに登場した。
東日本大震災後の復興支援として岩手県大船渡市にある吉浜駅の非常勤駅長を務めるなど、同鉄道と結びつきが深い志村。被災地の現状について「復興はされてるけど、自分の目でガレキとかを見ると心を打たれる」と神妙に話し、お披露目された世界一大きい顔出しパネルに「いいんじゃないですか」とご満悦だった。
同鉄道はこのパネルを観光名物にしたい考えで、津波で流され再建中の同県内の島越駅に設置することを検討中。力士会で被災地訪問をしているという白鵬は「(復興は)まだまだの所がある。気持ちが楽になれる場になればいい」と願った。
また、志村がネーミングに協力した、切符として使えるキットカット「切符カット」(16日発売)もお披露目された。