９月にデビュー１０周年を迎える関ジャニ∞がテレビ朝日系「熱闘甲子園」のテーマソングなどに使用される楽曲を完成させたことが４日、分かった。高校生と初コラボして作った曲のタイトルは「オモイダマ」に決定。約６０００通の応募があった歌詞フレーズから１６種類を採用し、関ジャニ∞が歌を吹き込んだ。また、舞台となる甲子園球場で撮影したＣＤのジャケット写真も初公開された。

　高校生の思いを乗せたコラボ曲の完成にメンバーの横山裕（３３）は「十人十色の『オモイダマ』が皆さんの心に届けば」と喜んだ。

　全国の高校生から歌詞フレーズを募ったところ、約６０００通が寄せられた。その中から「夢の舞台で美しく輝け」「泥だらけで頑張る　あなたがすき」など１６種類が楽曲に盛り込まれ、メンバー一人ひとりが各フレーズを順番に歌い上げている。さらに、オーディションで選ばれた“高校生スペシャル管楽器隊”も収録に参加してコラボ曲が完成した。

　楽曲のタイトルはメンバー全員で決めた。村上信五（３２）は「カタカナにしたのは、聞く人がその意味を自由に解釈してほしいから」と説明。高校球児の白球に込める思いなど、さまざまな“思い”をメンバーがくみ取り命名した。

　５月下旬にはＣＤジャケット撮影のため、誕生９０周年を迎える甲子園球場に足を運んだ。メンバーの錦戸亮（２９）は「ここに高校時代の田中将大投手も立ったんだなと思うと、今年の甲子園から新たなスターが出てくるのが楽しみになりました」。応援ソングで夏の甲子園を盛り上げることを誓いながら、米大リーグ・ニューヨークヤンキースで活躍する田中将大投手（２５）に続く新たなヒーローの誕生に期待した。