百田尚樹氏「日教組は日本のがん」
NHK経営委員で作家の百田尚樹氏が18日、静岡市での講演会後に行われた参加者との質疑応答で「日教組は本当に日本のがん」「南京大虐殺はなく、従軍慰安婦はうそ」などと発言した。
講演会は静岡青年会議所が主催。百田氏は参加者から日本の教育に対する考えを問われ「日教組は何十年間も、純粋無垢な子どもたちに贖罪意識を教え込んでいる。まず『日本は素晴らしい』ということを教えなければいけない」と持論を展開。
その上で「日本人でいることが恥ずかしいと教え込まれた子どもたちは立派な大人になれない」などと述べた。
百田氏は5月、自民党岐阜県連の定期大会で、軍隊を持たない南太平洋の島国バヌアツやナウルについて「くそ貧乏長屋で泥棒も入らない」と、やゆしているとも取れる発言をしていた。