W杯の日本人ごみ拾い 上海紙が称賛
21日付の上海紙、文匯報は、サッカーW杯ブラジル大会で、日本代表の試合を観戦した後に観客席のごみ拾いをする日本人サポーターが「お手本になった」として、ブラジルで尊敬を集めていると報じた。
沖縄県・尖閣諸島や歴史問題をめぐり日中関係が冷え込む中、好意的な報道だ。
同紙は、コートジボワールとの初戦の後にサポーターが観客席のごみ拾いをしたことがインターネット上で話題になり、ブラジルの主要メディアも「日本人サポーターは教養と規律を示した」と称賛していると伝えた。
ギリシャ戦後には一部のブラジル人が日本人のごみ拾いに加わったとし「日本のサポーター(の行為)はブラジル人にとって勉強になる」とのブラジル人のサポーターの声も報じている。